中後閑村(読み)なかごかんむら

日本歴史地名大系 「中後閑村」の解説

中後閑村
なかごかんむら

[現在地名]安中市中後閑

九十九つくも川支流の後閑川流域にあり、東は下後閑村、北は上後閑村。「寛文朱印留」に載る上後閑下かみごかんしも(安中藩領)は当村と思われる。寛文郷帳では田方四九三石余・畑方三九七石余。江戸後期の御改革組合村高帳では八九〇石余、安中藩領で家数二五九。寛文五年(一六六五)の助馬村々書上(坪井文書)によると中山道松井田まついだ宿・坂本さかもと宿(現碓氷郡松井田町)の助郷村で、人足役家数五六、馬数三一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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