中性子束(読み)チュウセイシソク

化学辞典 第2版 「中性子束」の解説

中性子束
チュウセイシソク
neutron flux

単位体積当たりn個,速度v(m s-1)の中性子が勝手な方向に飛んでいるとした場合,中性子束(φ)は

φ = n・v
として定義される.また,巨視的断面積(Σ)をもつ媒質中の単位体積,単位時間当たりの中性子の反応の割合をRとすると,中性子束は

とも定義できる.中性子束は中性子流(neutron current)とは異なり,特定の面積を通る中性子数を考える必要はない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中性子束」の意味・わかりやすい解説

中性子束
ちゅうせいしそく
neutron flux

断面積が 1cm2 の面を毎秒通過する中性子の数をいう。正しくは中性子密度。単位は cm -2 ・sec -1 。一様な速度で運動する中性子の流れでは,1cm3 中に含まれる中性子の数 n と中性子の速度 v との積 nv で表わされる。

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