中折地村(読み)なかおりじむら

日本歴史地名大系 「中折地村」の解説

中折地村
なかおりじむら

[現在地名]筑後市中折地

折地村の南、矢部やべ川右岸に位置する。文禄五年(一五九六)四月二八日、立花親成は「中おり地村」の一二一石余を三池親家に、八六石余を斎藤統安に与えている(「立花親成知行宛行状」三池家文書など)。江戸時代の本高は三六七石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高五九〇石・役高四八三石。享和二年(一八〇二)の春免高帳によると高四八三石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田二四町七反余・畑田三町五反余・畑二町一反余・居屋敷四反余。旧高旧領取調帳では高六九二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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