中本明村(読み)なかほんみようむら

日本歴史地名大系 「中本明村」の解説

中本明村
なかほんみようむら

[現在地名]諫早市本明町・本野町もとのちよう

下本明村の北西に位置し、本明川の上流より中流域にかけて立地する。江戸時代ははじめ肥前佐賀藩親類同格の諫早家領で、本明村より中本明村・下本明村が分村したという。宝暦二年(一七五二)の佐賀領郷村帳や天明七年(一七八七)の佐賀領村々目録などでは本明村とみえる。嘉永二年(一八四九)正月御屋敷で中本明村の一四五人(庄屋・横目などは除く)などに御振舞があった(諫早日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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