20世紀日本人名事典 「中村勇二郎」の解説 中村 勇二郎ナカムラ ユウジロウ 昭和期の染織家 生年明治35(1902)年9月20日 没年昭和60(1985)年10月20日 出生地三重県 学歴〔年〕白子町立工業学校卒 主な受賞名〔年〕勲五等瑞宝章〔昭和47年〕 経歴12歳から父・兼松のもとで家業の伊勢型紙の道具彫り技術を学び、4代目を継ぐ。昭和30年仲間5人と一緒に人間国宝に認定された。約2千種類の型紙彫刻技術を編み出す一方、38年から後継者養成のため道具彫りの講師となり育成事業に力を入れるなど、その道一筋に歩み、47年勲五等瑞宝章を受章。また48年から56年にかけて天皇陛下はじめ、皇族に計7点の作品を献上している。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村勇二郎」の解説 中村勇二郎 なかむら-ゆうじろう 1902-1985 昭和時代の型紙彫刻師。明治35年9月20日生まれ。父兼松にまなぶ。昭和29年郷里三重県の白子町伊勢型紙彫刻組合長。30年伊勢型紙道具彫で人間国宝に認定され,38年から後継者養成のための講師をつとめた。昭和60年10月20日死去。83歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by