中村昌義(読み)ナカムラ マサヨシ

20世紀日本人名事典 「中村昌義」の解説

中村 昌義
ナカムラ マサヨシ

昭和期の小説家



生年
昭和6(1931)年1月

没年
昭和60(1985)年1月13日

出生地
旧樺太・真岡町

本名
中村 重敬(ナカムラ シゲタカ)

学歴〔年〕
早大政経学部中退

主な受賞名〔年〕
芸術選奨文部大臣新人賞(昭54年度)

経歴
和洋女子大図書館勤務から執筆専念。主な作品は、小説「淵の声」「静かな日」など。「陸橋からの眺め」で昭和54年度芸術選奨文部大臣新人賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村昌義」の解説

中村昌義 なかむら-まさよし

1931-1985 昭和時代後期の小説家。
昭和6年1月31日樺太(からふと)(サハリン)生まれ。和洋女子大図書館勤務をへて,執筆に専念する。昭和51年以来「静かな日」「出立の冬」「淵の声」と3回芥川賞候補となる。55年「陸橋からの眺め」で芸術選奨新人賞。昭和60年1月13日死去。53歳。早大中退。本名は重敬(しげたか)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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