中村石丸遺跡(読み)なかむらいしまるいせき

日本歴史地名大系 「中村石丸遺跡」の解説

中村石丸遺跡
なかむらいしまるいせき

[現在地名]豊前市中村

角田すだ川の下流域、周防灘に程近い狭隘な沖積平野に営まれた縄文時代後期の集落跡。調査は昭和六三年(一九八八)に実施され、竪穴住居跡が約一〇軒と埋甕遺構、ほかに弥生時代中期の遺構なども確認された。住居跡は敷石囲炉をもつ小池原上層式―鐘崎式期の住居跡と、地床炉をもつ西平式・三万田式期の住居跡で、5号住居跡だけで全体の約五分一の量の遺物が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む