豊前市(読み)ぶぜん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

豊前〔市〕
ぶぜん

福岡県東部,周防灘にのぞむ市。 1955年八屋 (はちや) 町と角田 (すだ) ,千束 (ちづか) ,三毛門 (みけかど) ,黒土 (くろつち) ,横武 (よこたけ) ,合河 (ごうかわ) ,岩屋,山田の8村が合体して宇島 (うのしま) 市として市制。その4日後名称変更して豊前市となる。海岸の沖積平野に中心市街地の宇島があり,筑豊炭の積出港として発達した。現在は宇島港の付近に金属,機械,コンクリート,電子,プラスチック加工などの工場が立地。 76年完成の埋立て地に翌年火力発電所が操業を開始した。内陸部は広い台地で,米作のほか野菜やブドウを栽培し,山地ではクリ,木材も産する。南部の山地は耶馬日田英彦山国定公園に属する。求菩提山 (くぼてやま。 782m) はかつて修験道場として栄えたところで,国宝の銅筥・銅板法華経や重要文化財の求菩提山経塚出土品などを所蔵する国玉神社がある。犬ヶ岳のツクシシャクナゲ自生地は天然記念物。海岸部を JR日豊本線,国道 10号線が通る。面積 111.1km2。人口 2万5940(2015)。

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