デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村義竹」の解説 中村義竹 なかむら-ぎちく ?-? 江戸時代前期の書家。出雲(いずも)(島根県)の人。常陸(ひたち)水戸藩主徳川光圀(みつくに)に書道をもってつかえる。光圀の命をうけ古今の草字をあつめて「草露貫珠」をあむが途中で死去。門人の岡谷義端が元禄(げんろく)9年(1696)に完成させた。字(あざな)は立節。著作に「便蒙帖」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例