中条郷(読み)ちゆうじようごう

日本歴史地名大系 「中条郷」の解説

中条郷
ちゆうじようごう

現中条に比定される郷。「吾妻鏡」文治五年(一一八九)六月六日条によると、願成就(がんじようじゆ)院の上棟は北条(ほうじよう)のうちで行われ、その地は「南条・北条・上条・中条」が各境を並べていたと記される。暦応二年(一三三九)四月五日、円成(えんじよう)寺に北条五箇郷が寄進されており、中条はそのうちの一郷であった(「足利直義寄進状案」北条寺文書)。天文八年(一五三九)四月に造られた伊豆国霊松院の雲版銘に「伊豆州北条宅中条郷」とみえる(「祇樹林歴鑑録」真珠院蔵)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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