中東和平多国間会議(読み)ちゅうとうわへいたこくかんかいぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中東和平多国間会議」の意味・わかりやすい解説

中東和平多国間会議
ちゅうとうわへいたこくかんかいぎ

パレスチナ問題をめぐる関係当事国の二国間交渉を側面支援し,和平へむけての各国間の信頼醸成措置を作りだすことを目的とした関係諸国による会議。 1992年モスクワで第1回会議が開催され,中東全域にわたる軍備管理,経済開発,難民,水資源,環境の各問題について作業部会が設けられ,直接当事国のほか,湾岸諸国,先進諸国などが加わって協議が行われた。 93年までに4回の会議が開催されたが,二国間交渉が進展しないことでシリアとレバノンが,またイスラエル占領地以外のパレスチナ人の代表団が認められなかったことを不服として,パレスチナ代表団が第1回の会議をボイコットするなど,当初から紛糾した。 91年5月,日本が担当する環境部会が東京で開催された。

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