中柏崎村(読み)なかかしわざきむら

日本歴史地名大系 「中柏崎村」の解説

中柏崎村
なかかしわざきむら

[現在地名]高根沢町中柏崎

下柏崎村の南、西部おお川が南流し、東は曲畑そりはた(現那須郡南那須町)、南は給部きゆうぶ(現芳賀郡芳賀町)。宇都宮氏旧臣姓名書に中柏崎村として小林姓二人のほか、古口・鈴木・手塚矢口各氏がみえる。慶安郷帳では高一五〇石、田方一〇三石余・畑方四六石余、幕府領。元禄一〇年(一六九七)旗本伊沢に与えられ、旧高旧領取調帳でも同領であり、同年より同氏の一給が続いたと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android