世直一揆(読み)よなおしいっき

精選版 日本国語大辞典 「世直一揆」の意味・読み・例文・類語

よなおし‐いっきよなほし‥【世直一揆】

  1. 〘 名詞 〙 幕末から明治の初めにかけ、封建的土地制度改革をはじめ、反封建的諸要求をかかげて全国各地に発生した農民一揆重税借金に苦しむ貧民貧富の差をなくす世直しを唱えて、村役人や特権商人・高利貸などを攻撃した。政治体制変革の要求をも含む。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android