中水野村(読み)なかみずのむら

日本歴史地名大系 「中水野村」の解説

中水野村
なかみずのむら

[現在地名]瀬戸市中水野町・三沢みさわ町・川平かわひら町・小田妻おだづま町・日の出ひので町・山手やまて町・さつきだい・すみれだい・ひまわりだい・はぎのだい・ききょうだい・ゆりのだい松原まつばら

上水野かみみずの村の西にある。「徇行記」には東西一〇町・南北一里半とある細長い村。定光じようこう寺へ通ずる定光寺街道(御成街道)が村内を南北に通る。定光寺祠堂帳(定光寺蔵)によれば、「五百文紺屋垣分 小路次郎右衛門」、「六俵水野中郷取次実翁常心菴主」(永正一五年頃)、「田弐反酉ノ歳暮ヨリ坪本ハ中郷馬場添也(中略)慶喜宗賀菴主」(天文一八年)などとあり、中世は水野中郷とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android