最新 地学事典 「中津層」の解説
なかつそう
中津層
Nakatsu Formation
神奈川県西部,相模川・中津川流域に分布する上部鮮新統。礫岩・砂岩・砂質泥岩・泥岩・凝灰岩とそれらの互層。下位の小仏層群,上位の段丘礫層と不整合。層厚約340 m。掛川動物群の特徴種を含む220種以上の軟体動物化石のほか,有孔虫・海生哺乳類化石などを多産。下位から小沢層・神沢層・清水層・大塚層・塩田層に区分され,中津層群として扱われる場合もある。房総半島の上総層群に対比。鈴木好一(1932)命名。
執筆者:三梨 昂・伊藤 慎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

