中淀(読み)なかよど

精選版 日本国語大辞典 「中淀」の意味・読み・例文・類語

なか‐よど【中淀】

万葉(8C後)四・七七六「言出しは誰が言なるか小山田苗代水の中与杼(なかヨド)にして」

なか‐よどみ【中淀】

〘名〙 水の流れが中ほどできわめてゆっくりになること。また、その所。なかよど。
古今六帖(976‐987頃)二「こととてはたれならなくに小山田の苗代水のなかよとみする」

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