日本歴史地名大系 「中谷里村」の解説 中谷里村なかやりむら 千葉県:旭市中谷里村[現在地名]旭市中谷里九十九里浜海付の村で、東は足川(あしかわ)村。南方九十九里浜に仁玉(につたま)浜を挟んで川向(かわむかい)と西丁(にしちよう)の二ヵ所の浜をもつ。天正一八年(一五九〇)木曾義昌領になったと考えられ、慶長一八年(一六一三)の木曾氏旧領書上(岩井家文書)に中谷里村として高四七九石余が記される。のちの木曾様御代之水帳(外口家文書)には中鑓村とある。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高五四〇石余で、旗本堀・高力領と与力給知。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by