中身の御汁(読み)なかみのおしる

日本の郷土料理がわかる辞典 「中身の御汁」の解説

なかみのおしる【中身の御汁】


沖縄郷土料理で、豚の内臓を入れた汁物。「中身」とは、豚の胃・小腸大腸のことで、よくもみ洗いし、何度かゆでこぼしてから、しいたけ・こんにゃくなどといっしょにだし汁で煮て、しょうゆ・塩で調味する。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android