中通町(読み)なかどおりちよう

日本歴史地名大系 「中通町」の解説

中通町
なかどおりちよう

[現在地名]奈良市紀寺きでら

艸小路くさこうじ町の北に所在。「奈良曝」にはみえず、「奈良坊目拙解」によれば興福寺領で宅地税がかけられた。寛永年間(一六二四―四四)木寺きでら村のうちに発生した町と考えられ、元禄一一年(一六九八)の家数一八、竈数二九(奈良坊目拙解)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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