中部悦良(読み)ナカベ エツロウ

20世紀日本人名事典 「中部悦良」の解説

中部 悦良
ナカベ エツロウ

昭和期の実業家 長崎放送社長;大洋漁業副社長;長崎商工会議所会頭。



生年
明治28(1895)年9月20日

没年
昭和37(1962)年11月3日

出身地
兵庫県

学歴〔年〕
大阪明星商卒

経歴
大洋漁業(現・マルハ)副社長に就任戦後、壊滅状態にあった長崎の復興のため、鋼製漁船を三菱長崎造船所に発注し、また南氷洋捕鯨船団を長崎から送り出した。佐世保重工業再建、長崎魚市の創設にも尽力した。また長崎商工会議所会頭も務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中部悦良」の解説

中部悦良 なかべ-えつろう

1895-1962 昭和時代後期の実業家。
明治28年9月20日生まれ。大洋漁業(現マルハ)副社長。戦後,壊滅状態にあった長崎の復興のため,鋼製漁船を三菱長崎造船所に発注し,また南氷洋捕鯨船団を長崎からおくりだした。佐世保重工業の再建,長崎魚市の創設にもつくした。長崎商工会議所会頭。昭和37年11月3日死去。67歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む