佐世保重工業(読み)させぼじゅうこうぎょう(その他表記)Sasebo Heavy Industries Co., Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「佐世保重工業」の解説

佐世保重工業

東証1部上場の中堅造船メーカー。旧佐世保海軍工廠こうしょう設備を継承し、1946年に佐世保船舶工業として創業し、61年に現在の社名変更穀物などを運搬する中型ばら積み船の新造船事業を主力に、修繕船や船舶エンジン用部品も手掛ける。本社東京生産拠点を長崎県佐世保市に持つ。2014年3月期連結売上高は309億円、純損益は28億円の赤字

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「佐世保重工業」の解説

佐世保重工業

正式社名「佐世保重工業株式会社」。略称SSK」。英文社名「Sasebo Heavy Industries Co., Ltd.」。輸送用機器製造業。昭和21年(1946)「佐世保船舶工業株式会社」設立。同36年(1961)現在の社名に変更。本社は東京都中央区日本橋浜町。独立系重工業会社。造船の中堅。船舶用機械・産業用機械の製造も行う。東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。平成26年(2014)株式交換により名村造船所完全子会社となり上場廃止予定。証券コード7007。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「佐世保重工業」の意味・わかりやすい解説

佐世保重工業
させぼじゅうこうぎょう
Sasebo Heavy Industries Co., Ltd.

造船会社。1946年佐世保船舶工業として設立され,1961年現社名に変更した。1962年には当時世界最大のタンカー『日章丸』を建造し,巨船メーカーとして名をはせるとともに,アメリカ艦艇修理でも実績を上げた。2014年株式交換により名村造船所の完全子会社となる。おもな事業内容は新造船,艦艇,修繕船,機械など。

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