中閏戸村(読み)なかうるいどむら

日本歴史地名大系 「中閏戸村」の解説

中閏戸村
なかうるいどむら

[現在地名]蓮田市閏戸

上閏戸村・貝塚かいづか村の南にあり、元荒川の右岸、綾瀬川左岸に位置する。西は同川を境に足立郡小貝戸こがいと柄山がらやま(現伊奈町)、南は下閏戸村。閏戸郷に属したという(風土記稿)。旧家与兵衛家は黒須氏を称しているが(同書)、永正一六年(一五一九)四月二日、先祖の黒須平内五郎が「長渭」なる人物から感状(写、武州文書)を、また黒須八郎左衛門尉が氏綱から四月七日付の判物(写、同文書)をそれぞれ与えられているが、いずれも検討を要する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android