中馬街道(読み)ちゆうまかいどう

日本歴史地名大系 「中馬街道」の解説

中馬街道
ちゆうまかいどう

中馬は江戸時代におもに脇街道を通って荷物を運んだ馬をいう。伊那街道ともよばれたが、商人荷物を駄送する中馬が最も栄えたので、中馬街道と通称された。中馬街道の中心路は、信州飯田から南下し、信州南西隅の根羽ねば(現長野県下伊那郡根羽村)につく。ここから三河に入り、二方へ分岐する。一本はさらに南下して吉田よしだ(現愛知県豊橋市)に向かい、もう一つは南西に向かって足助あすけ(現同県東加茂郡足助町)を経て、岡崎、名古屋へ向かう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む