丸作村(読み)まるさくむら

日本歴史地名大系 「丸作村」の解説

丸作村
まるさくむら

[現在地名]那須町芦野あしの

奈良なら川左岸流域の丘陵中腹に位置し、東は丘陵を挟んでおお村、西は横岡よこおか村、南は嶺岸みねぎし村。近世を通じ旗本芦野領。慶安郷帳では「九作村」とみえ田高五石余・畑高九石余。改革組合村では高四三石余、家数二。享保一三年(一七二八)の将軍徳川吉宗の日光社参の際には奥州街道芦野宿の助郷(勤高二五石)を勤めている(「芦野宿当分助郷帳」熊久保康正文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android