丸山古窯跡(読み)まるやまこようせき

日本歴史地名大系 「丸山古窯跡」の解説

丸山古窯跡
まるやまこようせき

[現在地名]美濃市大矢田 丸山

長良川支流の矢田やだ川流域に開けた水田に囲まれた独立丘陵丸山に位置し、ひさご形にくびれた丘の東南斜面の三基と北西斜面の一基からなる七世紀後半の古窯跡。周辺の水田に良質の粘土があり、丸山に須恵器・瓦が散布していた。

昭和三二年(一九五七)北西斜面の一号窯と東南斜面最南の二号窯、および三号窯・四号窯の灰原の一部について発掘調査が行われ、一号窯・二号窯は窖窯で床面傾斜はともに三〇度を超す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

国指定史跡ガイド 「丸山古窯跡」の解説

まるやまこようあと【丸山古窯跡】


弥勒寺官衙遺跡群(みろくじかんがいせきぐん)

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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