丸山(読み)まるやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

丸山
まるやま

千葉県南部,南房総市東部の旧町域。房総半島の南部に位置し,南東で太平洋に面する。 1955年豊田村,丸村の2村と千倉町の一部が合体して丸山町が成立。 1956年南三原村の一部を編入。 2006年富浦町,富山町,三芳村,白浜町,千倉町,和田町と合体して南房総市となった。中世は丸氏,里見氏の所領で,近世には江戸幕府の直轄地。地溝帯の丸山平野では米作,乳牛飼育が行なわれる。石堂にある石堂寺の本堂,多宝塔薬師堂および旧尾形家住宅は国指定の重要文化財。海岸部一帯は南房総国定公園に,嶺岡浅間 (336m) 南西麓にあたる北部一帯は嶺岡山系県立自然公園に属する。

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デジタル大辞泉の解説

まるやま【丸山】[地名]

長崎市の遊郭のあった所。遊里は江戸初期に始まり、京の島原、江戸の吉原大坂新町と並んで繁栄した。

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百科事典マイペディアの解説

丸山【まるやま】

長崎市街東部の一地区。1642年遊廓となり,京都島原,江戸新吉原(吉原)と並び称された。延宝年間轡(くつわ)(遊女屋)103軒,遊女766人,うち太夫127人を数え,貞享〜宝永年間最盛期を迎えた。遊女は出島への出入りを許され,安政開港後は他の外国人居留地へも出向いた。頼山陽,向井去来,蜀山人らの文人,坂本竜馬,高杉晋作らも訪れた。ドゥーフの愛人瓜生野(うりゅうの),シーボルトの愛人其扇(楠本タキ)は最も名高い引田(ひけた)屋の名妓であった。
→関連項目唐来参和遊郭(廓)

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大辞林 第三版の解説

まるやま【丸山】

長崎の遊郭のあった所。近世、江戸の吉原・京都の島原・大坂の新町と並び称された。

まるやま【丸山】

姓氏の一。

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日本の地名がわかる事典の解説

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