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弥勒寺 みろくじ

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世界大百科事典 第2版の解説

みろくじ【弥勒寺】

東京都墨田区にある真言宗豊山派の寺。山号は万徳山。本尊薬師如来川上薬師とよばれ,霊像として知られる。1610(慶長15)僧宥鑁(ゆうばん)が創建。はじめ小石川鷹匠町,ついで日本橋馬喰町にあったが,たびたび火災にあい,深川の地を経て,1689年(元禄2)に現在地に移る。徳川綱吉の帰依によって寺領100石を賜り,新義真言宗の触頭,江戸四ヵ寺の一つとして栄えた。【速水 侑】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弥勒寺
みろくじ

群馬県沼田市上発知(かみほっち)町にある曹洞(そうとう)宗の寺。詳しくは迦葉山龍華院(かしょうざんりゅうげいん)弥勒護国禅寺という。本尊は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。848年(嘉祥1)桓武(かんむ)天皇の第三皇子であった葛原(かつらはら)親王が上野(こうずけ)国(群馬県)の国守であったとき、領民安穏祈願のために慈覚(じかく)大師円仁(えんにん)を開基として建立。1456年(康正2)天巽慶順の代に天台宗から曹洞宗に改宗した。のち徳川家康によって幕府祈願所となり、慶順によって相模(さがみ)(神奈川県)大雄山最乗寺(さいじょうじ)から将来された天狗(てんぐ)(道了尊(どうりょうそん))の信仰によって、高尾山、栃木県古峯原(こぶがはら)とともに関東三天狗の一つとして広く崇拝されてきた。寺域は山の斜面にあり、山門、仏殿、中峯殿、迦葉堂、開山堂、鐘楼、朱雀(すざく)門などが建ち並んでいる。[菅沼 晃]

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