丹付(読み)さにつかう

精選版 日本国語大辞典 「丹付」の意味・読み・例文・類語

さに‐つかう‥つかふ【丹付】

  1. 〘 連語 〙 ( 「つかう」は動詞「つく(付)」の未然形に継続・反復の助動詞「ふ」の付いたもの ) 赤色を帯びる。赤みを帯びている。
    1. [初出の実例]「羅丹津蚊経(さにつかふ) 色懐しき 紫の 大綾の衣」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android