丹前帯(読み)タンゼンオビ

精選版 日本国語大辞典 「丹前帯」の意味・読み・例文・類語

たんぜん‐おび【丹前帯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 丹前姿の人の用いた幅の広い帯。
    1. [初出の実例]「腰にあまれるたんぜん帯、うしろにきりりと引まはし」(出典:随筆・天和笑委集(1684‐88頃)八)
  3. 京都題目踊りの踊り手たちが、肩にかけた襷(たすき)の帯。
    1. [初出の実例]「題目踊の図なるべし。肩に懸たるたすきは丹前帯(タンゼンオビ)といふもの也」(出典随筆骨董集(1813)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む