丹波越(読み)たんばごえ

精選版 日本国語大辞典 「丹波越」の意味・読み・例文・類語

たんば‐ごえ【丹波越】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 京都から山を越えて丹波方面に出ること。転じて、京都を出ること。
  3. 転じて、かけ落ちすること。亡命すること。近世、京都で破産したり勘当されたりした者や、かけ落ちをする者が、丹波口から丹波方面へ逃げることが多かったところからいう。
    1. [初出の実例]「唐のげんそうは貴妃がために蜀のかたへ丹波ごえせられ」(出典:評判記・難波物語(1655))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む