海の事典 「主太陰半日周潮」の解説 主太陰半日周潮 月による起潮力を調和分解して展開したときの最大の振幅をもつ項。M2分潮とも呼ぶ。周期は12.42時間で、海面の凹凸が起潮力に静力学的に釣り合った としたときの振幅(m)(係数と呼ぶ)が0.454である。主太陽半日周潮の係数0.21137に比べて2倍以上の大きさを持つ。通常一日に二回の干満が あり、その時刻が一日に約50分遅れるのは、このM2分潮が卓越しているからである。 (永田) 出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報 Sponserd by