主権国家体制

共同通信ニュース用語解説 「主権国家体制」の解説

主権国家体制

主権国家基本単位とする国際関係。17世紀に結ばれた三十年戦争講和(ウェストファリア条約)に伴って欧州で成立し、ウェストファリア体制とも呼ばれる。主従関係を軸に結び付いた欧州の封建制度崩壊に向かい、主権国家を中心とする現在の枠組みが形成された。国連は主権国家の寄り合い所帯で、国家群の上に位置する世界政府はない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android