主辱めらるれば臣死す(読み)シュハズカシメラルレバシンシス

デジタル大辞泉 「主辱めらるれば臣死す」の意味・読み・例文・類語

しゅはずかしめらるればしん

《「史記」越王勾践世家の范蠡はんれい言葉から》主君が辱めを受ければ、臣は命を投げ出して恥をすすがねばならない。

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精選版 日本国語大辞典 「主辱めらるれば臣死す」の意味・読み・例文・類語

しゅ【主】 辱(はずかし)めらるれば臣(しん)(し)

  1. ( 「国語越語下」、「史記‐越王勾践世家」に見える范蠡(はんれい)のことばから ) 主君が他から辱められた時は、臣たる者は命を投げ出して難に向かい、その恥辱をすすぐ。
    1. [初出の実例]「況乎主憂ふる則ち臣辱められる。主辱めらるる則ち臣死すといへり」(出典:太平記(14C後)四)

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