丿乀(読み)へつぽつ

大辞林 第三版の解説

へつぽつ【丿乀】

( トタル ) [文] 形動タリ 
船などが左右に揺れるさま。 「 -として、波に漂ふ一隻の帆船/此一戦 広徳」 〔漢字の筆画の名で、左に払うものを「へつ」、右に払うものを「ほつ」といったことから〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

へつ‐ほつ【丿乀】

〘名〙 (「へつぽつ」とも)
① 漢字の字画の二種。左に払う「へつ」と右に払う「ほつ」。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
② (形動タリ) 左右にゆれること。また、そのさま。多く、船などがゆれ動くさまにいう。
※浄瑠璃・久米仙人吉野桜(1743)五「あの丿乀(ヘツポツ)たる注連(しめ)を切はらへは、龍神飛去り」

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