久木原村(読み)くぎはらむら

日本歴史地名大系 「久木原村」の解説

久木原村
くぎはらむら

[現在地名]上陽町久木原

北川内きたがわち村の北東にあり、星野ほしの川が西流する。山中さんちゆう街道が通り、村内に一里塚(六里目)が置かれていた(在方諸覚書)。近世前期は北川内組に属し、地下掛として花園はなぞの名など三名があった。文禄四年(一五九五)一二月の上妻郡内知行方目録(筑紫家文書)に北河内村内として釘原くぎはら村がみえる。享和二年(一八〇二)の春免高帳に北川内村久木原として高八六石とあり、文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田八反余・畑田二町六反余・畑二町三反余・居屋敷二反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android