久福木村(読み)くぶきむら

日本歴史地名大系 「久福木村」の解説

久福木村
くぶきむら

[現在地名]大牟田市久福木

田隈たくま村の東にあり、南は三池町みいけまち村。大間だいま山の西麓から西に延びる洪積台地とその開析谷からなり、谷奥には長浦ながうら堤・あんうら堤・つじうら堤・星塚ほしづか堤などの灌漑用溜池がある。文禄四年(一五九五)の高橋統増(立花直次)宛の知行方目録(三池立花家文書)に久福木とあり、高六六九石余。元和六年(一六二〇)以降柳川藩領。同七年の郡村帳では玄蕃高七三八石余、小物成は野手米一石余・茶年貢米一斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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