久米の佐良山(読み)クメノサラヤマ

デジタル大辞泉 「久米の佐良山」の意味・読み・例文・類語

くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】

岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕
美作みまさかや―さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「久米の佐良山」の意味・読み・例文・類語

くめ‐の‐さらやま【久米佐良山・久米皿山】

  1. 岡山県津山市にある佐良山のこと。歌枕。
    1. [初出の実例]「美作(みまさか)やくめのさら山さらさらにわがなはたてじよろづよまでに〈よみ人しらず〉」(出典古今和歌集(905‐914)神あそびの歌・一〇八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android