久米の佐良山(読み)クメノサラヤマ

デジタル大辞泉 「久米の佐良山」の意味・読み・例文・類語

くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】

岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕
美作みまさかや―さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 美作 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「久米の佐良山」の意味・読み・例文・類語

くめ‐の‐さらやま【久米佐良山・久米皿山】

  1. 岡山県津山市にある佐良山のこと。歌枕。
    1. [初出の実例]「美作(みまさか)やくめのさら山さらさらにわがなはたてじよろづよまでに〈よみ人しらず〉」(出典古今和歌集(905‐914)神あそびの歌・一〇八三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む