久米川(読み)くめがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「久米川」の意味・わかりやすい解説

久米川
くめがわ

東京都東村山市中北部の地区。鎌倉街道宿駅として発達、1333年(元弘3・正慶2)の小手指ヶ原合戦(こてさしがはらのかっせん)では新田義貞(にったよしさだ)軍が北条軍を破った古戦場として知られる。また、1352年(正平7・文和1)の武蔵野合戦では足利尊氏(あしかがたかうじ)がこの地に陣したという。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android