久羅麻致支弥(読み)くらまちきみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久羅麻致支弥」の解説

久羅麻致支弥 くらまちきみ

?-? 6世紀前半の百済(くだら)(朝鮮)への使者
継体天皇3年(509)に派遣された日本人という。任那(みまな)の日本県(やまとのあがた)の村に逃亡してきて戸籍のなくなった百済人を,本国に送還して戸籍につけたとされる。「日本書紀引用の「百済本記」にみえ,日本名を倉(車)持君と推定する説もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android