久蔵興野(読み)きゆうぞうこうや

日本歴史地名大系 「久蔵興野」の解説

久蔵興野
きゆうぞうこうや

[現在地名]新潟市久蔵興野

太右衛門たうえもん新田の南、信濃川右岸の堤防上に位置する。元禄一二年(一六九九)の横越組新村付帳(新発田市立図書館蔵)によれば、寛永七年(一六三〇)の開発で親村は楚川そがわ村。正保国絵図に村名が記され、元禄郷帳では高六五石。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)に役石六二石八斗余、万雑三貫九六五文ほどとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android