日本歴史地名大系 「久部良岳」の解説 久部良岳くぶらだき 沖縄県:八重山諸島与那国町久部良岳与那国島西部、久部良集落の東方約一キロに位置する標高一八八メートルの山。地質は新第三紀中新世の砂岩・泥岩の互層からなる八重山層群で、平地部分とは断層に起因する急斜面で明瞭に画される。中腹から山頂にかけてクバ(ビロウ)林が分布し、一三〇・二五ヘクタールが一九八〇年(昭和五五年)県の自然環境保全地域に指定され、また八五年には県の天然保護区域に指定された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by