日本歴史地名大系 「乙今牛村」の解説 乙今牛村おといまうしむら 北海道:根室支庁蘂取村乙今牛村[現在地名]蘂取郡蘂取村大字乙今牛明治初年から大正一二年(一九二三)までの村。蘂取郡の西部に位置し、東は蘂取村、西は紗那(しやな)郡別飛(べつとぶ)村(現紗那村)。北はオホーツク海、南は太平洋に面する。内陸部に乙今牛山(七六九・六メートル)・曾木谷(そきや)山(六四八メートル)などが連なる。明治初年にヲトイマウシ、トウロ、ショッチキヤなどを包含してヲトイマウシ村が成立。同六年(一八七三)のアイヌの戸数四、男一二・女七、寄留人は平民男一五(千島国地誌提要)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by