九品印(読み)くほんいん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「九品印」の意味・わかりやすい解説

九品印
くほんいん

仏教用語。九品の印相をいう。極楽浄土に往生する者の果報が,その往生する者の行為や性質によって9等級に分類され,それに応じて九品浄土,九品念仏など,それぞれ等級が立てられ,またそれに応じて阿弥陀仏の姿にも違いが立てられ,その手指の印相にも9種の違いがある。たとえば,上品上生の阿弥陀仏は両掌を上に向けて重ね,両手の親指と人差指の先端をつけた印をなし,これを妙観察智印,弥陀の定印などという。

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