仏教の術語。サンスクリット語のビパーカvipākaの訳語で、先に原因となる行為があり、それによって招かれた結果を報いとして得ることをいう。行為は、心に思い、口にいい、身体で行うの3種に分かれ、たとえ身体を動かさなくても行為はあった、と考えられる。この原因と結果とを結ぶものが業(ごう)(カルマンkarman)で、ときに業がその行為・結果・報いのみをさし、また責任などの全体を含む場合もある。仏教では一般に、善因には善果が、あるいは心の満足という楽果が、また悪因には悪果が、あるいは後ろめたい心という苦果が伴う、としている。果報を二分して、すべてに共通な総報と、個々に差別のある別報とをたてる説もある。なお俗には、運のよいことを果報、それを受けた者を果報者とよび、逆に、不幸なことを因果(いんが)、不幸な者を因果者と称することが行われている。
[三枝充悳]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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