九里ヶ当村(読み)くりがとうむら

日本歴史地名大系 「九里ヶ当村」の解説

九里ヶ当村
くりがとうむら

[現在地名]利賀村栗当くりとう

高沼たかぬま村の北、利賀川右岸の標高約四〇〇メートルに位置し、東は婦負ねい深道ふかどう(現山田村)へ二四町(村々道程駄賃付「十村宅左衛門覚書」寿川区有文書)、北は二ッ屋ふたつや(現庄川町)垣内(枝村)脇谷わきだにがある。「越中志徴」の引く郷村名義抄に「此村飛州境水無村、西赤尾村より道程九里御座候に付、則九里当村と申由申伝候。此邑名クリガトウと呼べり。九里カ峠の意なるか」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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