乞食の断食(読み)コジキノダンジキ

デジタル大辞泉 「乞食の断食」の意味・読み・例文・類語

乞食こじき断食だんじき

やむをえずしたことを、自発的に行ったように、ことさら殊勝に見せかけようとすることのたとえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乞食の断食」の意味・読み・例文・類語

こじき【乞食】 の 断食(だんじき)

  1. やむをえずする事を、自発的にしたように思わせ、ことさら殊勝げに見せかけることのたとえ。餓鬼断食。こつじきの断食。
    1. [初出の実例]「今の仰せは、乞食の断食、悪女の賢女ぶりぞや、心の内にはうら山しからう」(出典:仮名草子・東海道名所記(1659‐61頃)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む