乱取り(読み)ランドリ

デジタル大辞泉 「乱取り」の意味・読み・例文・類語

らん‐どり【乱取り/乱捕り】

柔道で、互いに自由に技をかけ合って練習すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乱取り」の意味・読み・例文・類語

らん‐どり【乱取・乱捕】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敵地に乱入して物品を掠め取ること。掠奪
    1. [初出の実例]「こやおとし、乱(ラン)取いたし、かつだを仕、下々いさむ事限なし」(出典甲陽軍鑑(17C初)品二三)
  3. 柔道で、組み合って互いに自由に技をかけあうこと。また、そうして練習すること。
    1. [初出の実例]「夫れ柔術には、形、乱捕(ランドリ)二種あり」(出典:柔術生理書‐当身心得(古事類苑・武技一七))

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世界大百科事典(旧版)内の乱取りの言及

【柔道】より


【柔道の技】
 柔道の技は,図1のように投げ技,固め技,当身技の3部門からなっている。投げ技と固め技は乱取り技といわれ,乱取りや試合で用いられる(図2)。当身技は危険なので一定の順序で行う形の練習形式で行われる。…

※「乱取り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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