乳守(読み)ちもり

精選版 日本国語大辞典 「乳守」の意味・読み・例文・類語

ちもり【乳守】

[1] 大阪府堺市北部の南旅籠町南半町にあった遊里
浮世草子懐硯(1687)二「ことも愚かや乳守(チモリ)に名高き葛城が仮姿」
[2] (一)にいた遊女。ちもり女郎。
※雑俳・柳多留‐七〇(1818)「乳守の年明早乙女に貰われる」

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