懐硯(読み)フトコロスズリ

デジタル大辞泉 「懐硯」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐すずり【懐×硯】

携帯できる小型のすずり懐中かいちゅう硯。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「懐硯」の意味・読み・例文・類語

ふところ‐すずり【懐硯】

  1. 〘 名詞 〙 懐に入れて携帯できるように作られた硯。懐中硯
    1. [初出の実例]「懐硯(フトコロスズリ)に雫をそそぎ軒ちかき芭蕉のひろ葉に書残せし」(出典浮世草子男色大鑑(1687)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む