乾き(読み)カワキ

関連語 名詞 実例 抜殻

精選版 日本国語大辞典 「乾き」の意味・読み・例文・類語

かわき【乾・渇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「かわく(乾)」の連用形の名詞化 )
  2. ( 乾 ) 水分がなくなって乾燥すること。また、雨が降らずに日が照りつけること。
  3. ( 渇 ) のどや口に潤いがなくなり、水が飲みたくなること。
    1. [初出の実例]「あれへいて水をのふで、のどのかはきをやめう」(出典:虎明本狂言・抜殻(室町末‐近世初))
  4. ( 渇 )( 比喩的に ) 心にうるおいがなく満たされない状態。また、肉欲など欲望のはげしいこと。
    1. [初出の実例]「よくよくのかわきばばあへ浅黄寄」(出典:雑俳・柳多留‐二二(1788))
    2. 「心の渇(カワ)きいと切に」(出典:海潮音(1905)〈上田敏訳〉真昼)
  5. 病後のはげしい食欲。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む